FXの世界に足を踏み入れる瞬間、多くの人がこう考えます。
「副業でサクッと稼げたらいいな」
「トレードで成功して仕事辞めたい」
「もっとデカく稼いで派手に遊びたい」
僕も始めた理由は似たようなものでした。
でも現実はそんな甘い夢をいとも簡単に叩き潰してきます。
なぜなら、為替相場とは金融のプロがお金を奪い合う戦場だからです。
戦場なんて大げさじゃない?
この記事では、トレードで生き残るために僕が実際に反省から学んだもので特に重要だと思うものを5つに絞って紹介しています。
これを読まずにFXに取り組むのは、丸腰で戦場に行くようなもの。
初心者の方は必ず最後まで読んで欲しいと思います。
汗水流して稼ぐことを忘れるな!!

FXには夢がある。
だからこそ「これで生活できたら最高だな~」と思う事があるかもしれません。
現に、専業トレーダーはたくさん存在するし、1回のトレードでサラリーマンの月収をはるかに超える額を稼ぐ事だってできます。
「仕事を辞めたい、だからFXを頑張るんだ!」って想いで始める人は数多くいると思いますが、トレードに夢中になるあまり本業を疎かにするのは本末転倒です。
というのも、
FXのトレード資金=あなたが現実世界で稼いだお金
だからです。
本業での収入が安定しているからこそ、精神的にも余裕が生まれ冷静にトレードに臨めます。
逆に本業を疎かにして資金繰りが苦しくなれば、「絶対に負けられない」という焦りが生まれ、落ち着いて相場と向き合えなくなります。
相場の世界で「生活費を賭けたトレード」はただのギャンブルでしかありません。
まずは、安定して実労働で稼ぐ力を維持・強化する事。
その上で、トレードには「余剰資金」で挑む。これが、FXを続けていく上での絶対条件です。
トレードは副業、人生の土台は本業で稼ぐ
この意識を持っていれば、FXとの付き合い方はより健全で堅実なものになっていくはずです。
生活基盤を支える収入があるから、
トレードも安定するんだね!
そして、トレードだけで成功しようとしない事、それにはもう一つ大切な理由があります。
それは、時間を切り売りして稼いだお金の価値を本当の意味で理解するためです。
トレードで成功すればお金は増えますが、もちろん減ることもあります。むしろ初心者は減らすことの方が多いでしょう。
そのお金の原資はまぎれもなく、あなたが頑張って汗水流して稼いだお金なのです。
今まで苦労して稼いできたそのお金を失う覚悟がありますか?
そう問いただしてみて下さい。
これから失うかもしれないそのお金は、あなたの何時間分の給料なのか。
相場と真剣に向き合うために、稼いだお金の価値を決して忘れてはいけない。
だからこそ、本業で稼ぐ事を疎かにしないで欲しいのです。
リアルトレードで練習しろ!!

「勝てるようになるまでデモトレードで練習しろ!」と、よく色んなサイトで目にします。
しかし、僕から言わせればデモトレードの優位点は操作性を身につける事、ただそれだけ。
練習するだけなら過去チャートで分析するので十分だと思ってます。
というのも、リアルトレードじゃなきゃ絶対に学べない事が1つあるからです。
それは、
お金を失う喪失感
先ほども書きましたが、自分で汗水流して頑張って稼いだお金を失うという事実は簡単に認められるものではありません。
目の前で資金が減っていく様子を見るのはとても辛いし、悔しいし、それはリアルトレードでしか味わえない事です。
本来なら相場状況に合わせてエントリーや決済の判断をしなければなりませんが、「これ以上損したくない」「これだけ利益出たから決済しちゃおう」って、最初の頃は増減する金額に対して感情がむき出しになるものです。
その感情コントロールも含めて相場と向き合う事、これはリアルトレードじゃないと学べないスキルでもあります。
デモ口座ならいくら損しても痛くも痒くもありません。緊張感ゼロです。
だから大胆になれるし、
相場に張るお金の価値にいつまで経っても気付けません
FXを真剣に取り組むならリアルトレード一択でしょう。
いくら喪失感を学べと言われても、お金減るの嫌だよ...
「いきなりリアルマネーを突っ込んで勝負するのは怖い」その気持ちも分かります。僕もそうでしたし、感情に振り回されて何度も大金を溶かしてきました。
なのでその経験を踏まえて今、僕が初心者の頃に戻れたら、まずは証券口座の中に5万円くらい証拠金として入れます。
そして1回あたりの許容損失額を、収入に対して時給換算した分だけにします。例えば年収500万円なら、12ヶ月、20日、8時間で割って、2,600円。時給分にすれば練習としてはちょうど良い痛みだと思いませんか?
この時注意して欲しいのは必ず利確損切設定をして、都度ロット調整をすること。
そうする事で、1時間頑張って働いて稼いだお金に対して真剣に向き合う事ができ、1回1回のトレードが勝っても負けても身に染みるものになるはずです。
リアルトレードで経験を積むこと、これに勝る練習はないと確信しています。
聖杯はない!!

FXを始めてまずやること第一位「勝てる手法探し」
SNSでは、「最強のインジケーター」や「勝率90%超えの手法」などいかにも初心者が飛びつきそうな見出しで情報を出してる人がたくさんいます。
僕も最初は、MT4にあるインジケーター全てをトレードに使ってみたり、組み合わせてみたり、期間をオリジナルのものにしてみたり、秘伝のトレード手法を編み出そうとして多くの時間を無駄にしてきました。
また、勝てる情報商材を買っては負けての繰り返しでお金をドブに捨ててきた経験もあります。
そして、たどり着いたのは、
そんな聖杯のような必勝パターンは無い
ということ。
勝てる事だけを考えて手法と向き合うのではなく、負ける事とセットで手法というものを考えなければなりません。
勝てる時もあれば負ける時もある。だからこそ、勝てる期待値の高いポイントでエントリーして、負けた時のことを想定してリスク管理を徹底するだけ。
手数料やスプレッドを加味してもRR1.0で勝率が60%くらいあればトータルプラスになりますが、果たしてこの勝率60%の手法を聖杯と呼べるのか?
聖杯かどうかは正直どうでもよくて、肝心なのはこのRR1.0の勝率60%を信じて守りきれるかどうか。
本当に強いトレーダーは、どんな手法でもまずは損切りの位置を考えています。それに対して利益はどれほど取れそうなのか、リスクリワードを計算しながら勝てるポイントでトレードするから勝率が高くなるのです。
もし仮に、
聖杯があるとすれば、リスク管理を徹底するというスキル
なのかもしれません。
僕にとっての聖杯はリスク管理というスキルでした。
手法ではなく、自分自身のスキルを磨くこと。
勝てる手法ではなく、勝てる考え方を身につける事を優先してみて下さい。
臆病になれ!!

デカく稼ぐことを夢見て始めたFX。
当時は大きな利益ばかりに目が向き、リスクに対する認識は非常に甘いものでした。
収入や貯蓄額に見合わないロットでトレードして、根拠のないナンピンを繰り返す日々。たまたま勝ててしまったことで「次も勝てるだろう」と安易に考え毎日ポチポチしてました。
今思えば、それはトレードではなく、ただのギャンブル。
勝つことしか頭になく、負けるリスクに対しては完全に無防備だったのです。
そして、一度でも勝つ快感を覚えてしまうと、負けた時の痛みや恐怖を簡単に忘れてしまいます。
結果として、また大きなロットを張ってナンピンを繰り返してしまう。
そんな無謀な取引を繰り返していたのでトータルで勝てた月など一度もなく、毎月のように資金を溶かし続けていました。
このままではダメだと感じ、いったんFXから距離を置き、本業に集中する時間を持つことにしました。
その間に、自分の中で強く芽生えた思いがあります。
お金を失いたくない
当時は「トレードする事」にハマってしまい、こんな当たり前の事も頭にありませんでした。
この想いをきっかけに、再びFXと真剣に向き合い、改めてお金の重みを感じることができました。
それからは考え方を真逆にして、「いかに損失を最小限に抑えられるか」を最優先してトレードしています。
勝つためにトレードすることを辞めて、今ある資金を大切に守る戦略に変えたのです。
ナンピンは封印し、必ず損切り設定を入れること。そして予め負けた時の損失額を決めておき、それに合わせてロットサイズを都度調整する。
負ける可能性を最優先に考えるようになってから、自然とエントリーするのに慎重になりました。
その結果、少しずつではありますが、資金が残るようになっていったのです。
「このエントリーには、本当に優位性があるのか?」
「たとえ負けても、納得できる根拠があるのか?」
そういった問いを常に自分に投げかけながら、冷静にポジションを取るようになりました。
臆病であることはトレーダーにとって非常に重要な資質
臆病になって無駄なトレードを無くすことで守るべき資金を死守する。
FXにおいては、「攻める勇気より逃げる覚悟」の方が長期的に勝ち続けるために必要なスキルなのです。
FXバカになれ!!

最後は、とことんバカになること。
とことんのめり込んで、いつでも、どこでも、チャートが気になって仕方ないってくらいFXバカになること。
チャートが楽しくてたまらず、相場分析が趣味になり、気が付けば朝になっているという状態です。
「寝る時間を惜しんで」という表現がありますが、僕の感覚では惜しんでいるわけではなく、「寝る時間すら忘れる」という表現の方が正しいです。
それくらい、三大欲求を無視できるほどチャートに没頭できるなら、あなたの覚悟は本物だと思います。そんな集中力こそが、トレードの世界で生き残る資質の一つだとも思っています。
一緒にバカになろう!!!
どんな仕事にも共通して言えることですが、本気で好きになれないと、なかなか結果は出にくいものです。
好きだからこそ、本気で向き合えますし、楽しさも見いだせる。
そして、好きだからこそ努力も苦に感じない。
その域に達することができれば、スキルの習得や分析力の向上も、自然とスムーズに進んでいくはずです。
特に初心者のうちはチャート形状や値動きの癖をつかむために、ある程度の時間をチャート分析に費やす必要があります。
その時間を「苦行」ではなく「楽しい」と感じられるようになって、ようやくトレーダーとしてのスタートラインに立てるのだと思います。
どんな分野でも、結果を出す人に共通してることは「とことんやり込む姿勢」です。
初心者がプロと張り合うためには、それ以上の熱量で立ち向かわないといけません。
専業を目指すにせよ、兼業でやるにせよ、今が練習の段階だとしてもーーー
断言します。
中途半端な熱量では、トレーダーとして生き残れません
周りから「バカだな~」って笑われたとしても、それでいいんです。
そんなバカ野郎の集団が最後に笑い合えると、僕はそう信じています。
【まとめ】

- 本業を頑張ってお金の価値を叩き込め!
- リアルトレードで喪失感を味わえ!
- 聖杯を探すな、資金管理を磨け!
- 臆病さが資金を守る!
- 熱狂的にのめり込んでFXバカになれ!
FXで勝ち続ける人間はほんのひと握りで、約9割が退場すると言われる厳しい世界。
でも、決して特別な才能を持ったごく一部の人だけが成功しているわけではありません。
そこにたどり着くには、「派手さ」や「楽して稼ぐ」という幻想を捨て、地道な努力と冷静な判断力を積み重ねていく必要があります。
今回ご紹介した5つの鉄則は、僕自身が実践を重ねる中で痛感してきた、相場の中で生き残るために欠かせない本質です。
もしあなたが、本気でFXを学び、少しずつでも着実に力をつけたいと考えているなら、まずはこの5つを意識するところから始めてください。
この5つの鉄則を胸に刻み行動し続ければ、必ずFXで成功するに値する覚悟が身に付くはずです。
そして、勝ち負けに一喜一憂するよりも、「正しくトレードできたか」を自分自身に問い続ける姿勢を大切にしていきましょう。
トレードは孤独な戦いかもしれませんが、学び続ける意志と、正しい知識を持った仲間がいれば、必ず成長できます。
このブログも、その一助になれたら嬉しく思います。
一緒に、長く相場と向き合えるトレーダーを目指していきましょう。